『アカペラ2』リリース記念
クリエイター とおるす氏×松原ヒロ氏
スペシャル対談

3月10日リリース『アカペラ2』を記念して、本アルバムにも参加している若い世代のクリエイター2人による対談が実現!

プロフィール

  • とおるす

    アカペラクリエイター。作詞・作曲・編曲を手掛ける。アカペラYouTube「とおるすアカペラチャンネル」を主宰。

    ▼ YouTube
    https://www.youtube.com/user/subetani

  • 松原ヒロ

    作編曲家、シンガー、ボイスパーカッション奏者。楽器を持たないネオシティポップバンドNagie Laneのメンバー。

    ▼Nagie LaneオフィシャルHP
    https://nagielane.com/

スペシャル対談

ゴスペラーズ18年ぶりのアカペラアルバム『アカペラ2』が2021年3月10日にリリースされる。本作でのトピックスのひとつは、とおるす氏、松原ヒロ氏(Nagie Lane)という、5人より若い世代のクリエイターを迎えて作られたというところだ。とおるす氏は「I Want You」「誰かのシャツ」、そして松原ヒロ氏は「INFINITY」「雨あがり」「離れていても~Wherever you are~」の制作に携わった2人のスペシャル対談が実現。
この2人だからこそ語ることが出来る、ゴスペラーズの本当のすごさとは?

18年を積み重ねた『アカペラ2』

  • ――まずは、簡単に自己紹介からお願いします。
  • 松原ヒロNagie Laneというアカペラグループのメンバーとして活動してます。あとはソロとして作編曲家、ヴォイスパーカッションの奏者としても活動しています。
  • とおるすアカペラクリエイターと名乗っております。YouTubeでカバー曲を中心に配信してます。今、登録者数100万人目指して頑張ってる最中です。
  • ――『アカペラ2』を聴いた感想をお願いします。
  • とおるすめちゃくちゃ良かったです。本当にたくさんの人に聴いて欲しい。ちなみに、僕が1番好きな曲は「雨あがり」です。
  • 松原ヒロはははは(笑)。
  • とおるす初めて聴いたとき、すぐにバラさんにもLINEしたんですけど、むちゃくちゃ好きなタイプ。
  • 松原ヒロ突然“バラさーん、「雨あがり」めっちゃいいっす”っていう熱い2行が送られて来て。びっくりしました(笑)。『アカペラ2』を聴いた感想は、まず、最初から最後まで聴き飽きない。
  • とおるすうん、そうそう、わかる、それ。
  • 松原ヒロ今回の対談にあたって、18年前のアカペラアルバム『アカペラ』も聴いて、改めて比べてみたんですけど、『アカペラ2』の方が、さらに濃いなぁって印象でしたね。18年積み重ねたものが滲み出ている感じがしました。
  • とおるす確かに。アカペラが進化してるんですよね。それから『アカペラ2』の方が、初めて聴く人には聴きやすいんじゃないかなと思う。往年のゴスペラーズファンも嬉しいけど、これまでゴスペラーズを聴いたことがない人にもスッと入って来る、そんなアルバムになっていると思います。
  • ――確かに『アカペラ2』には、今の音楽シーンのポピュラリティーが感じられますよね。トレンドをうまく吸い込んでいる感じ。
  • 松原ヒロ進化と言えば、今回のレコーディングで思ったのは、ゴスペラーズって、すごくそれぞれ個性的でスキルも高いんですけど、その中でも、どんどん作家としての個性化が進んでるんだなと思いましたね。
  • とおるすこれは僕の想像なんですけど、前回の『アカペラ』は、ゴスペラーズがずっとアカペラアルバムを出したいと思っていた(けどJ-POPの歴史上ヒットしたアカペラが当時存在しなかったから革新的すぎて出せない)中で、ようやく出すことが出来たアカペラアルバムだったんじゃないかと思ってて。つまり、当時、本当にアカペラでやりたいことを突き詰めたアルバムだと思うんです。で、今回の『アカペラ2』は、ポピュラリティーと自分達のやりたいこと、両方をやったんじゃないか、と。あくまで僕の推測なんですけどね。

♪ 愛してる~ が学校で流行ってた

  • ――それぞれゴスペラーズの曲との出逢いを教えていただけますか?
  • とおるす僕は「ひとり」を聴いたのが最初の出逢いですね。小学生だったか、中学生だったかはあまり覚えていないんですけど(笑)。歌い出しの<愛してる~>ってフレーズも学校で流行ってた。当時はアカペラも知らないので、声だけでやってるって意識してなくて、すごく綺麗なメロディだな、素敵な曲だなと思ってひたすら繰り返し聴いていました。それから何年かして、アカペラサークルに入ったときに、「ひとり」って、確かにアカペラだなって気が付いて。それで改めて“ゴスペラーズってすごいな”と思ったことを覚えていますね。
  • 松原ヒロ僕は高校1年生のとき。当時、吹奏楽部だったんですけど、吹奏楽部の先輩の弟が僕の中学の後輩だったんですね。その後輩が、音楽の授業でゴスペラーズに触れる機会があったみたいで、面白いなと思って、先生からその楽譜集みたいなのを借りて来たんですよ。それが「VOICE」(註: ゴスペラーズ・パーフェクトハーモニーブック「VOICE」。CD付。2000年発売)だったんです。それをお兄さんも面白いっていって、部活に持って来たんですよ。で、吹奏楽部の練習が終わった後に「松原ちょっと来い」って呼ばれて行ったところに、僕以外にも何人かいて。持って来ていた「VOICE」の中のある曲のページを見せられたんです。それが「侍ゴスペラーズ」。それで付いていたCDを聴かされて「お前、音感いいから上から3番目のパートを歌え」と。だからCDで聴くのよりも先に、歌ったのが初めての出逢い。
  • ――上から3番目って、音をとるの、難しいですよね?
  • 松原ヒロそうですね。安岡さんのパートです。コーラスの低いところ。それで練習したときに“このメンバーで、このままアカペラグループとしてやろう”って話になり、吹奏楽部だったから、ブラスターズって名前にしてハモネプに出たんですよ。
  • とおるすそうなの?知らなかったぁ(笑)。
  • 松原ヒロハモネプの予選で歌って合格したのが「ひとり」。このとき、先ほどのお兄さんの方がリードヴォーカル、弟さんの方がビートボックスで、2人とも今は劇団四季で活躍してますね。で、予選の本番前日、ハモネプのスタッフの人に「アレンジを変えてみたら?」って言われて。僕らも高校生なりに、ジャズっぽくするとカッコいいんじゃないかって、一生懸命考えて。リズムも跳ねる感じで、べースもウォーキングベースにすれば、綺麗につながる気がする……みたいな話をして。そのリアレンジしたバージョンを当日、ほぼ本番ぶっつけで歌った。このアレンジした経験が楽しくて、今のスタンスにつながってるんですよね。
  • とおるす「ひとり」のジャズっぽい感じかぁ……イメージ沸かないですね。どんな感じか聴いてみたい。
  • ――少し話を戻しますね。「侍ゴスペラーズ」って歌詞がレぺゼン、いわゆる自己紹介曲ですよね。
  • 松原ヒロはい、そうですね。
  • ――歌詞は自分達の自己紹介に変えて歌ってました?
  • 松原ヒロ変えてました (一同大爆笑)。ライヴでは思いっ切り替え歌でやってましたね。
  • ――はははははは(笑)。ある意味、替え歌しやすい曲とも言えるかもしれない。
  • 松原ヒロ自己紹介ですもんね(笑)。ハモネプに出演したのがきっかけで、高校生のアカペラグループだけを集めてCDを出すってお話をいただいたんです。それで僕達のグループは「侍ゴスペラーズ」の替え歌を入れたいって言ったんですね。で、そのCDを企画したスタッフの方が、ちゃんとゴスペラーズに確認してくれたんですけど………答えはダメでした(笑)。
  • 一同あははははは(大爆笑)
  • ――「侍ゴスペラーズ」は、ゴスペラーズの自己紹介曲ですもんね。他の曲を替え歌するのとは、意味合いが違ってきますし。そういう意味では、他の曲よりもOKを出すハードルが高かったんでしょうね。
  • 松原ヒロ確かに(笑)。でも、このエピソードを去年か一昨年、ゴスペラーズにお逢いすることがあって、酒井さんにお話ししたら覚えていてくれたんです。「あのとき、断ったのは君か!カバーしてくれるのは嬉しいけど、さすがにあの曲で歌詞を変えるのは……って言ってた」って(笑)。あぁ、覚えててくれてるんだって、嬉しかったですね。
  • とおるす結局、そのときは「侍ゴスペラーズ」じゃなくなったの?
  • 松原ヒロそう、サザンオールスターズのカバー曲になりました。

5つの個性が合わさるとゴスペラーズ

  • ――『アカペラ2』で、ゴスペラーズと一緒に楽曲制作、レコーディングをして学んだことは?
  • とおるすすごくたくさんありますね。僕は主に村上さんと一緒に作業をしたんですけど、楽曲制作でいうと、村上さんは、全体の構成を組んで、世界観を作り上げる感性が研ぎ澄まされているんです。すごく勉強になりました。村上さん自身も「俺、構成考えるの好きなんだよな」っておっしゃってました。メロとサビ、1番と2番のつなぎなど、村上さんが「こうしたらいいんじゃない?」って。それらを実際に試しているうちに、どんどん曲が良くなっていく。村上さんには、僕が見えてないところがいろいろ見えてるんだなと思って、改めてすごい人なんだなと思いましたね。「I Want You」の作曲クレジットは僕の名義になっているんですけど、村上さんと一緒に作った曲だと思ってます。
  • 松原ヒロ僕も黒沢さんと3曲一緒に作らせてもらって。どの曲も、まずは2人で相談するところから始まったんです。黒沢さんが“こういう曲をやりたいんだ”って、アイデアを並べてくれて、そこから作っていった。
  • ――そのアイデアを具体的に言うと?
  • 松原ヒロジャンルだったり、雰囲気だったり、メロの一部だったりいろいろでしたね。例えば「雨あがり」ではラテンをやりたいっていうのが、まずありました。“アカペラでラテンってあまりないよね”ってところから、“こんな雰囲気の曲にしたい”っていうのが黒沢さんの中にあって、その世界観を具体的にしていく。びっくりしたのは、どの曲に対しても、黒沢さんの中でしっかりビジョンがあること。すごく勉強になりましたね。
  • ――制作の全体的な部分ではありました?例えば、5人の歌に対する姿勢とか。
  • 松原ヒロメンバー5人がプリプロで歌っている様子を何度か見学させてもらったんですけど、1人1人が、自分は何をどうしたいんだっていうのを、コーラスでもどんどん入れていくんですよね。見ていて、本当、驚きました。
  • とおるすおれもそこ、衝撃だった。
  • 松原ヒロこのコーラスラインで、自分をどう出せばいいかっていうのを5人が1人1人すごく考えていて。言葉を選ばないで言うと、我を出していくんです。まず、そこがすごいな、と。今までNagie Laneも含めて、他のアーティストのレコーディングのセッションに立ち会ったことは何回もありますが、自分のパートのラインを各歌い手がここまでしっかりと考えていくことがなかったなと思ったんです。ゴスペラーズの場合は、ひとつひとつはすごく個性的なんだけど、最終的に合わさると、ゴスペラーズのサウンドになっていく。それが見られただけですごく嬉しかったし、貴重な経験をさせてもらったと思ってます。
  • ――なるほど。
  • 松原ヒロゴスペラーズって、リードパートをミュート(註:音を消すこと。またはその機能を指す)してもゴスペラーズってわかるグループだと思うんですよ。そうじゃないところでも、ゴスペラーズらしさがしっかり出る。ゴスペラーズだってわかる。それって、すごいことで、本当に勉強になりました。
  • ――つまり、他のアカペラグループとは違うってこと?
  • 松原ヒロそうです。アカペラって一般的には、リードヴォーカルに合わせていくことが多い。ほとんどのグループがそうしてると思うんですけど、ゴスペラーズは全然違う。むしろ、全然バラバラなのがいいんです。合わせることは合わせるんだけど、その中に、それぞれの個性があるんだなって。冷静さの中に情熱が出てるというか。普通アカペラでバランスをとると、情熱サイドが少なくなってしまうんだけど、そこを1人1人しっかり残しているのがすごい。
  • とおるす確かに。「I Want You」のときもプリプロの段階では、全体の世界観ははっきりと見えないまま、どういう風に自分の色を出すかを試行錯誤しているように思えて。プリプロで出来た段階の音源では “このままで大丈夫なのかな”って不安定な状態だったんですけど、本番のレコーディングになるとガラリと変わる。同じアレンジなのに、各メンバーの色も曲の世界観もくっきりと出て来るんです。プリプロから本番のレコーディングまで1年以上あったんですが、期間が空いた間に落とし込めたとをおっしゃっていました。これ、言っちゃっていいのかわかんないですけど……。
  • ――言っちゃってください。そういう対談ですから(笑)。
  • とおるすはい。「I Want You」は、最初聴いたときは難しいと思ったけど、期間が空いて良かったっておっしゃってました。実際にその通りだなと思いました。本番レコーディングの前にプリプロがある理由が、体感として実感出来たいい機会だったなと思います。
  • ――「I Want You」を聴いてびっくりしたのは、サビ始まりだけどそれがイントロにも聴こえるところ。あとは字ハモ(註:ハモりパートがリードヴォーカルと同じ歌詞を歌うこと)で聴かせるところが多くて、それが強く印象に残る。新しいパターンだと思いました。
  • とおるすこの曲を作るとき、アカペラでやるからには、アカペラでしか出来ないことをやりたいと思ったんです。楽器入れても一緒だよねみたいな曲じゃなくて、アカペラだからいいところを示すことが出来たと思えるような曲にしたかった。そのために、どういうアプローチをしたかというと、字ハモでやるっていう。ユニゾンもその中のひとつの手法だったんですよね。
  • ――なるほど。そこのディレクションは見事にはまりましたね。松原さん、「雨あがり」について伺います。ラテンっぽいのやりたいってリクエストを投げられた後は?
  • 松原ヒロラテンって言ってもトラディショナルなものでなく、今っぽいものをとリクエストされましたね。僕がヒューマンビートボックスを出来るので、最初にビートを組んで、それに合わせてコードとかメロディを作っていきました。最初は雰囲気を優先して作ったって感じ。そこから大サビを加えたり、構成を練り直して仕上げていきました。

5人とも高音が出る。そこも聴きどころ

  • ――わかりました。では、レコーディング中に気が付いた、ゴスペラーズの意外な一面は?
  • とおるす安岡さんが、帰るのがめちゃくちゃ早い。
  • 一同はははははははは(大爆笑)。
  • とおるすもっとお話ししたいのに……と思ってても、自分のところが終わるとお疲れ様って颯爽と自転車で帰っていくんですよ、安岡さんは(笑)。
  • 松原ヒロ僕は酒井さんのヒューマンビートボックスの音へのこだわりですかね。もう、一音一音へのこだわりがすごすぎ(笑)。
  • ――それは一音の音色へのこだわりってこと?
  • 松原ヒロそうです。例えば、タムの音ひとつでも。ドゥってやって、これかなぁ、ドツッってやって、こうかなぁ……ってすごく考えて決めてる。僕もヒューマンビートボックスをやるので、僕から見たらどれもいい音だと思うんですけど、酒井さんにとっては全然違うんですよね。そこの音に対するハードルの高さに感銘を受けました。あとは、安岡さんの下準備。レコーディングに向けて誰よりも下準備をしてきていて、しっかりメモで書き込んで来ているんです。やるよ~ってサクッとやってるんじゃなくて、裏で地道な努力を積み重ねているんだなと思って、そこが見られて嬉しかったし、すごく感動しました。
  • ――北山さんについては?
  • とおるす北山さんは日によって別人みたいでした(一同爆笑)。
  • ――ははははははは。パワーワード出ましたね。今日は北山さんだ、今日は北山さんじゃない、みたいな感じ?
  • とおるすどれも北山さんなんですけど、気さくに話しかけてくださる日もあるし、そうじゃない日もあるっていう。例えばある日は「アカペラクリエイターのとおるす大先生じゃないですか、お疲れ様です、ありがとうございます!」って、わざと下からイジッてくださったり。こっちは「やめてください、やめてください」って、ずっと言ってるみたいな(笑)。そうかと思えば、すごく集中してて、こっちから話しかけても「今ちょっと待ってくれる? 集中してるから、ごめんね」みたいな、ちょっと近寄りがたい雰囲気のときもある。
  • 松原ヒロある意味、1番、感性で動いている人なのかなと思います(笑)。
  • ――では次の質問です。1人だけゴスペラーズのメンバーになるとしたら、誰になってどの曲を歌ってみたい?
  • 松原ヒロ……すごく悩むなぁ。1人に絞れない。まずは酒井さんかな。僕、酒井さんと声が似ているって言われることが結構あって「雨あがり」でも、僕の仮歌で、「あれ、もう酒井入ってる?」みたいに言われたりもしたんですね(笑)。だから、酒井さんと入れ替わって「FWFL」を歌いたい。この曲、大好きなんですよ。自分のヒューマンビートボックスで曲を始めて、歌い出す……ってのがめちゃくちゃカッコ良くて憧れてて。僕も一時期ドレッドヘアにしていたりしたんですよね。あとは黒沢さん。僕、今、ボイストレーニング受けていて、その課題曲で「ミモザ」をやっているんです。でもあのハイトーンをまったく歌いこなせなくて。サビのあの突き抜ける感じがつかめてないんです。なので、黒沢さんと入れ替わって、突き抜ける感じを体感してみたいな、と。
  • とおるすわかる!俺も今この質問の答えを考えてて「ミモザ」候補曲でした。僕もめちゃくちゃ迷ったけど、やっぱり黒沢さんと入れ替わりたいな、と。歌ってみたいのは、1曲は「永遠(とわ)に」です。音が完全になくなった直後の<あーなーたーのー>っていうところ。あそこを1回、大舞台で歌ってみたい。僕、あんまりハイトーン出ないんで、他の曲を歌ってても声が裏返ったらどうしようとか思うんですけど、黒沢さんは、歌っててそんなこと微塵も思ってないじゃないですか。どんな気持ちであの超ハイトーンを歌うんだろう、と。“世界の全部が、今俺を観ているだろう”って思って歌ってるんだろうなと思うから、それを体感してみたいですね。
  • ――とおるすさんはハイトーン好き?
  • とおるす僕、高音フェチなんですよ。高音をカッコ良く出せる人を無条件に好きになってしまう。ゴスペラーズは、黒沢さんだけじゃなく、皆さん、ハイトーンが出ますから。すごいなと思って。一緒にやって、すごく実感しました。一緒にやるまでは、あそこまで全員が高音出ると思ってなかった。
  • 松原ヒロ今回のアルバムでは北山さんも「ハーモニオン」でめっちゃ高い音出してるし。安岡さんの「マジックナンバー」もめっちゃ高いし。
  • とおるすそうそう。両方ともすごく高い。本当、ゴスペラーズはみんなすごいですよ。
  • ――では最後に。今後のそれぞれの活動を教えてください。
  • とおるす今はソロでやってることが多いですが、今後はアカペラユニットを組んで活動したいな、と。ゴスペラーズを近くで見させてもらって、長い間一緒にやってないと出来ないことがあるんだろうなって思ったんです。そこを味わってみたい。あとはオリジナル曲をどんどん書いていきたいです。
  • 松原ヒロNagie Laneが、10月にワンマンライヴを予定しているので、まずはそれを成功させるように活動していくのがひとつ。あとは、自身でもたくさん曲を書いて、YouTubeとかで曲をどんどん発表していきたいな、と。それをプロジェクトとしてやっていきたいなと思ってます。今回、楽曲提供をゴスペラーズにさせていただいて、すごく勉強になったしとても嬉しかったんですね。だから、他の方にもどんどん提供出来るように、自分自身のライティングのスキルを高めていきたいなと思ってます。

    (構成・取材・文/伊藤亜希)